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秋の味覚「栗」出荷始まる

出荷が始まった秋の味覚栗
(写真:出荷が始まった秋の味覚栗)
JAくり研究会で、8月25日から秋の味覚、栗の出荷が始まりました。黒木町のJA黒木集荷場では、初集荷のこの日、1,300ネット(1ネット約500g)が持ち込まれ、広島県内の市場に出荷されました。9月中旬以降に最盛期を迎え、10月上旬まで、約2万ネットを出荷します。また、原料はJAの加工場で加工されます。

 同集荷場では、現在「丹沢」「銀寄」「ぽろたん」などの品種を集荷しています。令和3年産は、生育が早く現在までやや小さめですが、実の付きや色つや・形ともに上々に仕上がっています。

 同研究会には、同町の生産者を中心に約30人が栗を出荷しています。同研究会では、商品性向上のため、出荷規格に基づいた選別作業を徹底しています。各生産者が収穫後に家庭で、特大・大・中・小に選別してネットに詰め、規格外のものは原料として出荷します。また集荷場では、JA職員が、カビや腐れ、虫食いの混入を防ぐため、明るい光の下で厳正に検査し、1箱20ネットで出荷します。

 JA担当職員は「生育が前進化する中でも、規格を徹底し選別することで、高品質な栗を消費者まで届けたい」と話していました。