イチゴ株冷作業が進む
2021.08.27
お知らせ
(写真:生産者によって持ち込まれるイチゴ苗)
福岡県内のイチゴ「博多あまおう」生産量の3分の1を占める、JAいちご部会で、花芽分化を促進する株冷(低温暗黒処理)作業が進んでいます。株冷作業は、コンテナに入れたイチゴ苗を低温貯蔵施設の真っ暗な場所に、約20日程度低温で入庫することで花芽分化の時期を早める育苗法です。同部会では、安定した出荷量の確保や収量アップに向け毎年取り組んでいます。株冷、夜冷処理した苗と普通育苗を定植することで、クリスマスや年末年始などの需要期に合わせた出荷による有利販売を目指します。
8月27日、立花町のJAの低温倉庫では、生産者が持ち込んだコンテナ約4,000個が入庫されました。今後は、陽光処理を施し花芽の安定を図ります。
令和3年産苗は、雨が少なく充実した苗に仕上がりました。盆前後の長雨により徒長傾向となりましたが、概ね健全な状態で入庫できました。
定植前の花芽検鏡は、黒木地区など中山間地域を皮切りに9月上旬から始まります。9月中下旬に定植のピークを迎え、11月上旬から収穫が始まる見込みです。
苗を持ち込んだ生産者は「今後もかん水管理や肥培管理を徹底し需要期に向けた高品質なイチゴ出荷に備えたい」と話していました。
福岡県内のイチゴ「博多あまおう」生産量の3分の1を占める、JAいちご部会で、花芽分化を促進する株冷(低温暗黒処理)作業が進んでいます。株冷作業は、コンテナに入れたイチゴ苗を低温貯蔵施設の真っ暗な場所に、約20日程度低温で入庫することで花芽分化の時期を早める育苗法です。同部会では、安定した出荷量の確保や収量アップに向け毎年取り組んでいます。株冷、夜冷処理した苗と普通育苗を定植することで、クリスマスや年末年始などの需要期に合わせた出荷による有利販売を目指します。
8月27日、立花町のJAの低温倉庫では、生産者が持ち込んだコンテナ約4,000個が入庫されました。今後は、陽光処理を施し花芽の安定を図ります。
令和3年産苗は、雨が少なく充実した苗に仕上がりました。盆前後の長雨により徒長傾向となりましたが、概ね健全な状態で入庫できました。
定植前の花芽検鏡は、黒木地区など中山間地域を皮切りに9月上旬から始まります。9月中下旬に定植のピークを迎え、11月上旬から収穫が始まる見込みです。
苗を持ち込んだ生産者は「今後もかん水管理や肥培管理を徹底し需要期に向けた高品質なイチゴ出荷に備えたい」と話していました。