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猛暑の水分補給に!梨「豊水」出荷順調

出荷最盛期を迎えたみずみずしい梨「豊水」
(写真:出荷最盛期を迎えたみずみずしい梨「豊水」)
JAなし部会で、8月5日から始まった、令和3年産梨「豊水」の出荷が順調です。この日(8月11日)は、JA立野広域集出荷施設に、露地栽培の梨「豊水」約89tが持ち込まれ、関東、関西、福岡の市場を中心に出荷されました。

しっかりとした甘みの中に優しい酸味を持ち、「幸水」よりやや大きめの実を付ける同品種。水分を多く含み、日持ちすることから、暑さの厳しいこの時期の水分補給にも適しています。

今年産は開花が早まり当初は小玉傾向にありましたが、しっかりと甘さを蓄えた高品質な仕上がりとなっています。 

福岡県産梨販売の半数のシェアを誇るJA同部会は、今年産「豊水」を83人が約30haに作付けします。

JAでは選果場での光センサーにより、糖度だけでなく熟度もチェックされます。適熟期での収穫を徹底することで、甘みの乗った、梨特有のシャリシャリとしてジューシーな味わいのもののみを出荷するよう心掛けています。

またJAでは栽培履歴の管理を徹底しており、特に使用した農薬名や使用日を確認して、登録内容に反するものなどは出荷停止にするなど消費者の元へ安全・安心のおいしい梨を届けるよう努めています。 

同品種の出荷は8月下旬まで続き、以降は「甘太」「新興」「王秋」「愛宕」と12月まで続く予定です。