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盆需要に向けシンテッポウユリ出荷目合わせ会開く

出荷規格を確認する参加者
(写真:出荷規格を確認する参加者)
7月21日、JA花き部会シンテッポウユリ部は、出荷最盛期を目前に目合わせ会を開きました。需要が高まる盆に向けて、水管理・防除を徹底し、高品質出荷で有利販売による所得増大が狙いです。部員やJA職員ら約20人が参加しました。

目合わせ会では、広川町の中村芳幸さんの園地を巡回。部員やJA担当職員が蕾の長さを図りながら現在の生育状況を確認した。また、これから日差しが強く気温の高い日が続き、薬害が出やすくなることから、天候に合わせた防除を行うよう重点的に呼びかけました。

同部では、令和3年産を10人が約66.7aに作付け。一部園地で雹(ひょう)被害による品質低下が発生しましたが、昨年深刻な被害を出した葉枯れ病の影響は少なく順調に生育しています。

純白で大輪の花を咲かせ、細めで硬い茎が特徴のシンテッポウユリ。JA担当職員は「今年は天候にも恵まれ全体的に高品質な仕上がりとなっている。コロナ禍で厳しい状況ではあるが売り上げに期待したい」と話しました。