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茶業青年の会が高品質な茶葉収穫に向けて現地を巡回

手で触れながら茶園を確認する参加者
(写真:手で触れながら茶園を確認する参加者)
JA茶業青年の会黒木・上陽支部は、10月23日、八女市の茶園を合同で巡回しました。枝の剪定など茶園の管理を徹底し、来春から始まる高品質な茶収穫に備えます。若手茶生産者ら約20人が参加しました。

 巡回では、生産者が管理する茶園を複数見て回りました。参加者は、葉層・葉色・葉の大小や整枝の均整など現在の生育状況を手で触れながら入念に確認。樹勢や葉色が優れているかなど、意見を交換しながら今後の管理に生かすよう申し合わせました。

 夏場に伸びた枝が冬場になると成長を止める茶園では、今後、枝を摘採機による本整枝で剪定し、枝の長さを揃え、芽数をコントロールすることで、剪定した部分から芯の強い高品質な一番茶の芽が萌芽します。JA茶業課の担当職員は「今年は、夏場の定期的な降雨により、秋芽が順調に伸長している。合同で巡回することで互いの技術向上に努めながら、高収量、高品質な一番茶の収穫に努めてほしい」と話していました。