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大豆「フクユタカ」の荷受けが始まる

コンバインにより収穫される大豆「フクユタカ」
(写真:コンバインにより収穫される大豆「フクユタカ」)
JA管内で、11月12日から、令和2年産大豆「フクユタカ」の収穫が始まりました。JA管内では、筑後地区で22法人、八女地区で1法人・4生産組織が、約510haに同品種を作付けします。

 初日の12日には、コンバインで刈り取り作業が行われ、筑後市のJA筑後カントリーエレベーターに、70tが持ち込まれました。11月末まで、約700tを見込みます。

  フクユタカは、高タンパク質で、クセのない味わいが特徴。豆腐に加工する際の製品率も高いです。今年産は、梅雨が長引き、播種終了が8月上旬まで遅れました。

 今年産の大豆は、一番下の莢(さや)の位置が低い傾向ですが、刈り取り高さを10cm以上で収穫し汚損粒を出さないよう指導を徹底しています。生産面では、排水対策、基肥施肥の実施など増収に向けた取り組みを強化し、収量の高位平準化に取り組んでいます。

 集荷された大豆は、計量され貯留ビンに入れられ乾燥した後、調製されます。検査員による品質検査を経て、JA全農ふくれんを通して出荷されます。JA担当職員は「持ち込まれた大豆の多くを、上位等級で出荷できるよう、調製作業を徹底していきたい」と話していました。