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広川中学校児童から八女茶贈呈の感謝状届く

児童らから感謝状を受け取る樋口部長(左)
(写真:児童らから感謝状を受け取る樋口部長(左))
JAは昨年の9月と今年2月に、国が実施する茶販売促進緊急対策事業を活用し、管内の全公立小中学校に特産の八女茶(1袋150g・児童1人あたり7袋)を贈呈しました。

 これを受け、贈呈した小中学校から多くの感謝の声が寄せられています。

 3月5日には、広川中学校の1年生児童らからお礼の感謝状がJAへ贈られました。これは、進級に向け1年間を振り返る中でお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えたいと児童らが発案したもの。表紙のデザインは美術部員、裁縫装飾品は家庭科部員で制作し、1年生の全生徒がお礼のメッセージを寄せ書きし仕上げました。

 児童は「今回は、八女茶を無償で提供していただきありがとうございました。1年生全員で心を込めて書いたのでどうぞ受け取ってください」と感謝状を贈りました。

 感謝状を受け取ったJA総合販売部の樋口新一部長は「八女の特産である八女茶を小中学生の皆さんに慣れ親しんでもらい、もっと好きになってもらいたいと企画した。4月になると一番茶のシーズンになる。ぜひ、そちらも味わっていただけたらうれしい」と話していました。

 茶販売促進緊急対策事業とは、国産農林水産物等販売促進緊急対策事業の1つで、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受け、インバウンドの減少や輸出の停滞等により、出荷量の減少や価格の下落等といった影響が生じていることから茶の緊急的な販売促進を行うことにより、将来のインバウンド需要や輸出の再開等に対応できる生産・供給体制を維持することを目的としています。

 JAとしては、コロナ禍でも急須で淹れたおいしい八女茶を家族みんなで飲んで和んでもらい、健康の維持、将来の消費に繋げたい考えです。