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家畜に感謝の気持ちをささげ畜魂祭開く

家畜への感謝の気持ちをささげた「畜魂祭」
(写真:家畜への感謝の気持ちをささげた「畜魂祭」)
JA畜産部会は、飼養している家畜に感謝の気持ちをささげ、その魂を鎮めようと、3月15日、黒木町の津江神社で「令和2年度畜魂祭」を開きました。部会員やJA職員約10人が出席しました。

 同部会の生産者が飼養して出荷している肉用牛・鶏卵・肉豚・繁殖牛などの家畜に対して、仕事をさせてもらっていることや食べさせてもらっていることへの感謝と鎮魂の気持ちを込めて毎年開いています。

 おごそかに執り行われた儀式では、神職が祝詞を奏上すると出席者一同が低頭し祈りをささげました。また、同部会長の實本太さんらによって玉串が奉納されました。

 JA同部会には現在、7戸の生産者が所属しています。部会では、家畜伝染病侵入防止対策として、部会員参加による研修会の開催や、防疫技術の指導、情報の提供などに取り組んでいます。

 筑後市で自家ブランド「船小屋牛」を生産している實本さんは「今年は丑年なので飛躍の年にしたい。コロナ禍の中でも、和牛の消費拡大に努めていきたい」と話していました。