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黒木地区女性部昔ながらの製法でみそ作り

JA黒木地区女性部は、昔ながらの伝統的な製法でみそ作りを続けています。ほぼすべての工程を手作業で行い、米や大豆もすべて自家製か地元産のものを使用。地産地消に貢献するとともに、地域に伝わる伝統を守り続けています。今年は1月中旬から2月下旬にかけてみそ作りを実施。部員40人が8班に分かれ、計637㎏を仕込みました。
同地区のみそ作りは、3つの工程を3日間かけて行います。初日は蒸した米にこうじ菌をつけ、電気カーペットや毛布で一定の温度を保ちながら寝かせます。2日目はつぶした大豆と塩をなじませ、3日目には仕込んだ材料を全て混ぜ合わせ、空気が入らないよう桶に詰めます。冷暗所で熟成させた後、7月頃に完成予定。出来たみそは部員の自家消費の他、女性部活動で活用されます。味の良さと完全無添加な点から根強いファンも多いです。
みそ作りに参加した部員は「体にやさしく、その土地や家庭ごとの味が出るのが手作りみその魅力。部が受け継いできた伝統をこれからも守り続けていきたい」と話しました。