TOPICS 新着情報

児童がお茶の淹れ方教室で地元特産八女茶に親しむ

JA茶業部会筑後広川支部は、11月下旬から12月中旬にかけて、筑後市の小学校を対象に「八女茶のおいしい淹れ方教室」を開きました。行政と協力し、市内で生産される茶を身近に感じてもらい、地産地消に繋げることを目的に毎年行っています。
12月12日、筑後市立古川小学校で行われた教室では、5年生児童13人が参加しました。日本茶インストラクターの資格を持つ同支部の永松優次さんが講師となり、おいしい八女茶の入れ方を実演。1杯当たりの目安となる茶葉の量や湯の温度による抽出成分の違いなどを説明しました。
児童たちは4つのグループに分かれ、同支部会員が見守る中、急須と湯冷ましを使った八女茶の入れ方に挑戦。湯の温度や茶葉の量を調整しながら、味の違いを楽しみました。児童たちからは「お湯を冷やすと甘みが増して飲みやすかった」「習った通りに入れるとおいしいお茶になったので、家でもやってみたい」と喜びの声が上がりました。
授業最後に永松さんは「日本茶は入れ方によって味が変わるのが面白いところ。インフルエンザやコロナウイルス予防にも効果が期待できるため、自宅でも試してもらい、急須でお茶を飲む習慣を身につけてもらいたい」と話しました。