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中山間地域の野菜栽培振興へトウガラシの収穫本格化

JAで、7月中旬から始まった令和6年産トウガラシの収穫が本格化しています。矢部村のJA集荷場では、現在連日集荷を行っており、平均して日量50㎏が生産者により持ち込まれています。11月上旬まで出荷が続き、出荷量4.5t、販売高190万円を目指します。
中山間地域の野菜栽培の振興のため、JAでは令和2年度から本格的にトウガラシの栽培を開始。病害に強く収穫物が軽い他、栽培管理が比較的容易で、生産者への負担が少ないのが特徴です。JAでは契約栽培を行っており、集荷されたトウガラシは、大分県の加工業者にゆずこしょうの原料として全量出荷されます。
同村で約2aにトウガラシを栽培する石川輝明さんは日々収穫に汗を流しています。栽培作物の限られる夏場の収入源として約5年前に導入。今年は前年より苗を100本増やし、計400本を定植しました。8月の高温や少雨の影響で収量の低下がみられるが品質は良好とのことです。
石川さんは「トウガラシ栽培は生産者への負担が少なく比較的単価もよい。所得増大にむけて今後も頑張っていきたい」と話しました。