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次世代のリーダー育成に向けて組合員大学開講

 JA運動をけん引できる次世代のリーダー育成につなげようと、JAが独自に取り組む組合員大学「大地・ひと・未来塾」が今年も開講しました。近年深刻化する後継者不足や「わがJA」の意識低下などの問題解決に向けて昨年から取り組んでいます。講義内容のさらなる充実を図るため、前回より1講座増やし全7講座を展開。外部講師による座学や視察研修を交えながら、協同組合の成り立ちやリーダーシップ論、先進的農業についてなど約半年間幅広く学びます。今回は各地区からの推薦に加え、立候補者合わせて13人が入塾しました。
 7月16日にはJA本店で、開講式を兼ねた第1講を開催。常勤役員や室部長、各地区センター長などあわせて50人が参加しました。各部門の担当常務が中期3か年経営計画と令和5年度実績について説明。その後、体験農園「Bliss Farm Minou」を経営する平尾典之氏が「農業経営の多角化と地域を活性化させるリーダーシップの発揮について」をテーマに約1時間講義しました。
 開講式のあいさつにて野中公彦組合長は「近年、農業を取り巻く環境は厳しく、資材高騰や後継者不足など問題は多岐にわたる。講義だけでなく、塾生との交流を通じて、未来の八女地域農業をけん引できる存在となってもらいたい」と塾生を激励しました。