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農業を安全に!研修生へ向けて農業機械安全講習

 JA就農支援センターは6月28日、農業機械構造や安全に関する講習を行いました。同センターが行う、新規就農を目指す研修生を対象とした座学の一つ。農業の現場において、農機具使用中の事故死亡率が高いことから、正しい使い方を知ってもらい、安全・安心な就農を目指すことが目的です。
 講習では、JA農機センター職員や農機メーカー担当者が講師となり、使用頻度の高いトラクター、畝上げ機、刈払機などの基本的な構造や正しい使い方、農作業時に起こりやすい事故について説明。農機具ごとに使用燃料が異なるため入れ間違いに注意する他、長期間使用しない場合は燃料を抜くよう呼び掛けました。また、草刈り時の事故が多く発生しているため、長袖・長ズボンを着用し、ゴーグルやヘルメットで頭部を保護するなど飛散物によるけが防止に努めるよう話しました。
 講習に参加した研修生の一人は「想像していた以上に農作業中の事故が多いことに驚いた。農業は体が資本だからこそ正しい知識と使い方で安全を確保していきたい」と話しました。