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梨「幸水」出荷始まる

 JAなし部会で、6月26日から主力品種の梨「幸水」の出荷が始まりました。初日、JA立野広域集出荷場では約200㎏を選果し、福岡県内の市場やJA農産物直売所「よらん野」に出荷しました。現在収穫されているのはハウス栽培の梨で、7月下旬からは露地栽培も加わります。盆前まで出荷が続き、出荷量1350t、販売高7億1千万円を目指します。
 今年産は昨年に比べ病害虫の発生も少なく、4月の気温が高めに推移したことから順調に生育。雨も少なかったことから、肥大良好で高糖度な仕上がりとなっています。
 同品種は水分を多く含み、シャリシャリとした食感と爽やかな甘味が魅力。同部会では他にも「豊水」「甘太」「新興」「王秋」「愛宕」などの品種を栽培しており、今年は80人が約85haに作付けします。高品質な梨の出荷につなげるため、選果場の光センサーにより糖度だけでなく熟度まで計測し、基準を満たしたものだけを出荷しています。また、園地の若返りを図る改植に取り組んでいます。