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栽培技術向上のため青年部員がブドウの房づくりコンテスト開く

 JAぶどう部会青年部黒木地区は、栽培技術の向上を図るため、毎年同部独自でブドウの「房づくりコンテスト」を開いています。部会で推奨されている400gパックの規格を目指し、ブドウの品質を左右する摘粒の技術を中心に競います。
 今年は6月3日にコンテストを開催。部員16人が参加しました。枝の樹勢や粒の生育状況をみながらシャインマスカットを1人3房ずつ選択。各自ラベルを付けた後、粒数、軸長を見ながらはさみで摘粒作業を行いました。
 コンテストでは、収穫後のブドウをパック詰めした後、製品の出来を部会の支部役員が粒張り、房型、房締まり、粒揃い、外観全容を基準に審査し、総合得点で表彰します。結果発表は9月上旬頃。部員たちが競い栽培したブドウは、同町の小学校との収穫体験に使われます。
 同部の倉員将平部長は「摘粒はブドウの品質を大きく左右する大事な管理作業。部員には優勝を目指すとともに技術向上に努めてもらいたい」と話しました。