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　ＪＡ管内で、５月22日から、スイートコーン「恵味」の出荷が始まりました。穂重は420～450g前後で、高い秀品率を誇ります。平均糖度18度以上で、スイートコーン本来の風味が楽しめる品種です。
　初日には、八女市のＪＡ稲富集荷場に79箱（１箱4.5㎏）が持ち込まれ、ＪＡ農産物直売所「よらん野」に出荷されました。今後は６月いっぱいまで出荷が続き、関西・中国・九州地方の市場を中心に約13tを出荷します。
　ＪＡ管内では、同品種を12人が約130aに作付けします。労働時間が短く、播種後90日以下で収穫できることから、田植え期までの収入源として人気が高いです。適期追肥や天候に合わせたかん水の他、市場人気の高い２Ｌ～３Ｌサイズを中心に出荷することで高単価での取引につなげています。
　ＪＡ担当職員は「出荷している品種は粒の皮が薄く高糖度で、小さな子どもでも食べやすい。旬が１カ月程度と短いので、多くの人に食べてもらいたい」と話しました。