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夏野菜グリーンレイシ出荷順調

 JAグリーンレイシ研究会で、5月9日から始まったグリーンレイシの出荷が順調に進んでいます。JA管内2カ所の集荷場には日量計50ケース(1ケース3㎏)が持ち込まれており、関西・広島の市場に出荷されています。8月いっぱいまでのシーズンを通じて出荷量145t、販売高3700万円を目指します。
 同研究会は、令和6年産グリーンレイシを48人が650aに作付けします。栽培する品種は「えらぶ」で、緑色が濃く草勢が旺盛で、高い収量性を誇ります。イボの表面が丸みを帯びており、出荷傷みが少ない特徴を持ちます。今年産は、生育期の気温が高めに推移したものの、朝晩の冷え込みにより平年並みの出荷開始となりました。色・艶ともに優れた高品質な仕上がりとなっています。
 秀品率向上のため、同研究会では手作業による受粉を徹底。また、こまめな枝整理を行うことで圃場(ほじょう)内の日照量確保や草勢の維持に努めています。販売面では市場人気の高いM~2Lサイズを中心に栽培・出荷することで高単価での取引につなげています。