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大麦「はるか二条」収穫始まる

 JA管内で5月10日から、令和6年産二条大麦「はるか二条」の収穫が始まりました。筑後市のJA筑後カントリーエレベーター(CE)には、初日、農事組合法人9組織と認定農業者から計300tの大麦が持ち込まれました。5月中旬まで収穫が続き、1,900tの集荷を計画しています。
 JAでは、同品種を平成21年から本格的に作付けを開始。従来品種より穂数が多く多収で、倒伏に強いことが特徴です。用途としては、食用や焼酎醸造用として使用され、実需者から高い評価を得ています。同品種のJA管内の作付面積は約420haで、今年産は昨年11月下旬に播種が行われました。暖冬の影響により生育は前進傾向にあり収穫時期は平年より早まっています。
 JAでは、穂の変色により収量・品質低下の原因となる赤カビ病対策として複数回の防除を行っています。共同乾燥調製施設で効率的な荷受体制の確立など、より一層の高品質な麦生産に努めています。大麦の後は「シロガネコムギ」「ちくしW2号」と収穫が続く予定です。