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九州有数の産地で梅出荷始まる

 九州有数の梅産地であるJAうめ部会で、5月9日から、令和6年産梅の出荷が始まりました。初出荷日には、立花町のJA立花中央選果場に小梅「光陽」5tが生産者によって持ち込まれ、県内をはじめ九州の市場に出荷されました。今後は大梅「鶯宿」「玉英」「南高」とリレー出荷が続き、シーズンを通し出荷量120t、販売金額6,800万円を目指します。
 同部会では今年、小梅・大梅合わせて86人が約31haに作付けします。暖冬の影響により生育は前進傾向にあるものの品質は良好。「光陽」らしい赤みが強く、つやのある仕上がりとなっています。
 果実の陥没といった生理障害の対策として、部会全体での葉面散布を行っている他、傷み果の混入を防ぐため家庭選別を徹底しています。
 販売面では、カリカリ漬けや梅酒・梅ジュース、梅干しの作り方を記した自作のリーフレットとポスターを売り場に展示することで、消費拡大につなげています。