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ブドウ「種無し巨峰」「有核巨峰」出荷始まる

 福岡県内一のブドウ生産量を誇る、JAぶどう部会で、4月28日から始まった「種無し巨峰」「有核巨峰」の出荷が順調に進んでいます。八女市のJA長峰パッケージセンターでは、週5回集荷を行い、日量150㎏が持ち込まれています。全品種合わせて出荷量1,893t、販売高31億円を目指します。
 現在出荷されているものはハウス栽培で、12月から加温が始まりました。令和6年産は2月の寒波や3月から4月の集中的な降水の影響でやや生育が遅れているもの品質は良好。着色・玉太りともに順調で、高糖度な仕上がりとなっています。
 同部会では、同品種の他にも「デラウェア」「博多ピオーネ」「シャインマスカット」を栽培。今年産は部会員318人が152haに作付けします。品種ごとに房数・粒数を定め、あえて小房に仕立てることで、味のばらつきをなくし、高糖度なブドウ生産に力を入れています。また、食べやすさから人気の高い種無し系のブドウへ計画的に改植している他、市場に好まれやすいパックサイズ中心の出荷を行うことで高単価での取引につなげています。