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梅販売戦略を徹底

 収穫時期を間近に控え、九州でも有数の生産量を誇るJAうめ部会は4月25日、JA立花地区センターで「令和6年度産うめ取引会議」を開きました。5月10日から小梅「光陽」の集荷が始まり、その後大梅「鶯宿」「玉英」「南高」と6月中旬まで出荷が続く見込みです。小梅・大梅・加工用合わせて販売数量120t、販売金額6千800万円を目指します。
 会議には部会役員やJA職員、市場関係者ら約20人が参加しました。小梅・大梅の園地をそれぞれ視察。生育状況を確認した後、情勢報告や意見交換をしました。
 同部会は、今年産梅を86人が約31haに作付けします。今年産は、年明けの高気温の影響により過去一番早い開花でしたが、開花後の低気温により生育が鈍化。平年並みの出荷開始がよていされています。販売計画では、適期収穫を心掛け需要の山と谷を見極めながら、切れ目のない販売リレーを進めていきます。
 堤秀一部会長は、「生産者とJA、市場関係者と密に連携をとりながら、1円でも単価の高い取引につなげていきたい」と話しました。