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祈願祭開き豊作・良質祈る

 「福岡の八女茶」が新茶シーズンを迎えたことを受け、JAやJA茶業部会八女支部、行政などで構成する八女市新茶祈願祭実行委員会は4月8日、「第52回八女市新茶祈願祭」を八女市の福島八幡宮で開きました。茶生産団体やJA、行政など約100人が参加。全国有数の高級緑茶産地として、令和6年産の豊作と農作業の安全を祈りました。 神事では、今年産の八女茶が奉納された他、三田村統之八女市長や野中公彦組合長など各団体の代表者が玉串をささげました。
 「福岡の八女茶」は令和5年に発祥600年を迎えました。同年に開催された「第77回全国茶品評会」では玉露の部で農林水産大臣賞と23年連続で産地賞を受賞。福岡を代表する温泉複合施設「照葉スパリゾート」とのコラボ企画や数々のコラボ商品を販売するなど、世間に広く知られる結果となりました。今後は茶業関係者が一丸となり更なる知名度の向上、ブランド強化に力を入れていきたい考えです。