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第13期「今こそ農業塾」スタート、11人が入塾

 JAでは農業に興味を持つ地域の人々を対象に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと毎年「今こそ農業塾」を開いています。第13期となる今年は、家庭菜園での栽培の技術向上や直売所出荷等に意欲を燃やす11人が新たに入塾しました。
 農業塾はJA自己改革の一環として平成23年度より開始。これまでに317人が卒業しています。全11講座で、4月から11月まで、月に1~2回、土曜日の午前中に開催します。講義内容は、塾生の要望の多い野菜を中心に、農機具の使い方や農業用資材の紹介、お茶の正しい淹れ方など広く展開します。
 4月6日にJA就農支援センターで行われた第一講では、JA園芸指導課の営農指導員が講師となり、栽培に関する基礎知識を解説。ほ場に適した作物の選び方や肥料の種類とその特性、連作障害について話しました。その後塾生は、同センター敷地内にあるほ場で耕耘や畝立てを体験。慣れない農具の扱いに苦戦しながらも、一時間ほど実習に励みました。
 塾生の今村さゆりさんは「観光農園の経営を考えているが、農業に関し分からない部分も多いので、約半年をかけて座学と実地の両方で基礎からしっかりと学んでいきたい」と話しました。