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福岡県花き品評会技術ほ場の部開く

JAや福岡県、県花き園芸連合会、JA全農ふくれんなどで構成する「花あふれるふくおか推進協議会」は、7月26日、「2023年度福岡県花き品評会・技術ほ場の部(夏秋ギク)」を開きました。
 県内で生産される花きの品質改善・向上を目的に毎年開かれ、夏秋ギクの他にも秋ギク、トルコキキョウ、切り花などで審査が行われます。JA管内では、八女市や黒木町の生産者が栽培する電照菊とスプレーマム計10点が選抜され出品されました。
 品評会では、審査員が生産者のほ場を巡回。生育・開花の揃い、病害虫被害の有無、1平方m当たりの仕立て本数、ほ場の管理清掃などを重点項目を入念に審査しました。
 令和5年産は、生育期である6月中旬に雨が少なかったことや気温が高めに推移した影響で、やや生育に遅れがみられるものの品質は良好。最需要期である盆前に向けて高品質な菊の出荷が期待されています。
JA担当職員は「生産者の適切な管理により、連日の猛暑の影響も少なく高品質な菊に仕上がっている。暑さに強い花なので仏花としてだけでなく各家庭で楽しんでもらいたい」と話しました。