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次世代のリーダー育成に向けて組合員講座開講

組合員の協同の意識を高めるとともに、幅広い視点でJA運動をけん引できる次世代のリーダー育成につなげようと、JAふくおか八女は組合員大学「大地・ひと・未来塾」を開講しました。近年深刻化する後継者不足や「わがJA」の意識低下などの問題を解決すべく今回初めて企画。講座は全6回で、約半年をかけて協同組合論やリーダシップ論などを座学や視察交えながら学びます。受講生は各地区の推薦に加えJA職員も参加し、今年度は11人が選ばれました。
 7月27日、JA本店で行われた開講式では、各部門の担当常務が中期3か年経営計画について説明。また受講意識の向上につなげようとJA福岡市の「協同組合講座」修了生である吉積俊彦理事を講師に招き、約一時間程度意見交換を行いました。今回参加した受講生の一人は「自分は茶を栽培しているが、持続可能な経営のため、並びに八女茶のさらなる発展のために必要な知識を学んでいきたい」と意気込みました。
開講式のあいさつにて岡田浩実専務は「『地域に根差したJAづくり』のために、協同組合の主人公である組合員にその理念を理解してもらい積極的な意思反映・運営参画を行ってもらうことが重要。講座を通じて、受講生の皆さまには『わがJA』の意識を強く持ってもらい、地域農業を支えるリーダーとして活躍してもらいたい」と激励しました。