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地元特産八女茶の魅力知ろう!看護学生にお茶のいろは教室開く

 八女市の若手茶生産者で構成する八女市茶業青年会は3月6日、八女市の「八女筑後看護専門学校」看護科1年生の生徒33人を対象に、「お茶のいろは教室」を開きました。同校のカリキュラムの一環で市外や県外から通学する生徒が多い中、地元の特産八女茶の魅力について知ってもらおうと毎年開いています。
 教室では、同会の斉藤拓会長や会員がお茶の種類や効能、栽培方法について説明したほか、JA担当職員がおいしい八女茶の淹れ方を実演しながら説明しました。生徒たちは、お湯の量や茶葉の量、お湯の温度等に気を付けながら、煎茶と玉露を丁寧に急須で淹れ味わいました。また、茶葉の外観を見て茶産地を当てるクイズなど、約2時間の授業で八女茶について学びました。生徒たちには煎茶と玉露合わせて100gが生徒1人ずつに贈られました。
 同校教員の釘原理加さんによると、生徒たちは就職後、患者の健康のためにお茶の効能を説明したりする場面もあり、「八女茶と看護は切り離せない重要な関係だ」と話します。斉藤会長は「生徒たちには、八女茶の魅力を知って広めてもらえればうれしい」と話していました。