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正月需要に向けて乾燥シイタケ入札会開く

 お正月のシイタケ需要期を控えて、JAは、12月8日、上陽町のJA上陽野菜集荷場で、乾燥シイタケの入札会を開きました。毎年、出荷が盛んになる4月と7月にも入札会を開いています。今回の1㎏の平均単価は、3254円、最高値は5000円でした。
入札会には、県内外の指定業者14社が参加。上場点数は生産者が持ち込んだ原木栽培の露地物79点で、計920.5㎏。令和4年産は少雨傾向で収量は少なめですが、品質は良好。市場が好む肉厚でかさが小ぶりな仕上がりとなっています。入札会場には、乾燥シイタケが入った箱が所狭しに並べられ、業者は香りや形、厚みや乾燥具合など手を触れながら入念に確認し、品質を見極めました。
 JA管内ではシイタケを同町の寒暖差の大きい山間地を中心に栽培しています。クヌギを主とした原木栽培で、風味や香り、食感が良いと関係者から高い評価を得ています。毎年福岡県などが主催する椎茸品評会では、JA管内の生産者が毎年最高位の農林水産大臣賞を受賞するなど、県内有数の産地です。