TOPICS 新着情報

クリスマス・年末需要迎えガーベラの出荷本格化

 西日本一のガーベラ生産量を誇るJA花き部会広川ガーベラ部で、クリスマス・年末需要を迎えガーベラの出荷が本格化しています。八女郡広川町の下広川集荷場には、現在日量約3万本の色とりどりのガーベラが集荷され東京や関西、中国地方の市場に出荷されています。令和4年産は、現在まで順調に生育し品質は良好。販売単価も現在まで比較的高値で推移しており、需要期に向け高品質な花を安定供給することで、より一層の有利販売を図ります。
 同部が栽培する約100種類のガーベラは色や花の形の違いでさまざまな需要があります。現在では、クリスマスカラーである赤系や白系の花の人気が高いです。また同集荷場横に設置されてあるガーベラの無人直売所も、市場に出荷できない花を安価で購入できるとにぎわいを見せています。
 同部は、令和4年産を7人が栽培。年間通して約400万本を出荷しています。完全共選共販制を敷く同部では、同センターに持ち込まれたガーベラを作業員が選花や保護キャップ付け、箱詰めまで分担して行います。花の鮮度を保つため、大型冷蔵庫で予冷するなど、品質管理を徹底しています。JA担当職員は「選花・選別を徹底したガーベラは鮮度が良く花持ちも良いので、クリスマスや年末に大切な人に贈るなど楽しんでほしい」と話していました。