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　福岡県内一のキウイフルーツ生産量を誇るＪＡキウイフルーツ部会で、令和４年産「甘うぃ」の集荷が10月22日から始まりました。初集荷のこの日、ＪＡの各低温貯蔵庫には、計60ｔが生産者によって持ち込まれました。ＪＡでは、ＪＡ全農ふくれんから委託を受け県内で唯一キウイフルーツ専用の糖度センサーを備えたＪＡ立花中央選果場で、県内の産地から集まった同品種を選果します。倉庫内の温度調節やエチレン処理による追熟処理を経て東京・大阪・福岡の市場へ、300ｔを出荷する見込みです。
　「甘うぃ」は、福岡県が開発し、平成28年に品種登録された県産オリジナルブランドで、部会の主力品種「ヘイワード」よりも一回り大きいです。糖度15度前後のさっぱりした甘さが魅力です。
　この日集荷場に持ち込んだ生産者の一人は「毎年気象条件が違って栽培管理が難しいが、高品質なものを出荷できるよう日々管理に努めている。『甘うぃ』は酸味が少なく甘みとのバランスが良いので是非食べてほしい」と話していました。