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良質な苗作りを目指しリーフレタス栽培基礎講習会開く

 JAリーフレタス部会は、9月14日、八女市のJA立野広域集出荷場で令和4年産リーフレタスの栽培基礎講習会を開きました。播種時期を迎えたことを受け、収量を大きく左右する育苗期の栽培管理方法を部会で統一することで、安定供給並びに品質の高位平準化を図ることが目的です。部会員19人が参加しました。
 講習会では、JA営農指導員が播種を行う際の注意事項を説明。レタス類の発芽適温が15度から20度であるため、午後から作業を行い、発芽の安定化を呼び掛けました。また育苗のポイントとして朝と昼にかん水を行い、軟弱徒長の原因となる午後3時以降のかん水は控えるよう申し合わせました。
 同部会は、今年産を57人が44haに作付けします。気温の高い日が続いているものの順調に生育を見せており、早いところでは9月下旬から10月上旬に定植を行い、10月下旬頃から出荷が始まる予定です。
 JA担当職員は「リーフレタスは『苗半作』と呼ばれるほど苗の出来が品質を左右する。気温、かん水に注意し丈夫な苗作りに努めてもらいたい」と話しました。