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集荷・選果場でもGAP徹底で安全安心な農産物出荷へ

 JAでは、各集荷・選果場、ライスセンターやカントリーでGAP(農業生産工程管理)を徹底しようと年に2回、集荷場・選果場工程管理現場査察会を開いています。農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保し、より良い農業経営を目指すことが狙いです。
 9月8日の査察会では営農販売部門の担当職員が評価員となり、3班に分かれて筑後、広川、黒木の3か所の集荷場に出向き調査を行いました。
 JAではGAPへの取り組みとして、「衛生管理」「異物混入」「製品管理」「作業員管理」など8項目に分かれたチェックシートを使い、集荷場担当者が毎月現状を確認します。査察会では、JA職員が担当者にヒアリングして再度確認するとともに、作業場の清掃状況、資材の保管場所など、現場の状況を査察し記録します。
 査察後は、結果を取りまとめ、指摘事項と改善事項を作成し各施設へ送付。改善報告書の提出やフォロー確認の実施まで行います。
 査察したJA職員は「JA全体でGAPの意味、重要性を理解し、安全安心な農産物出荷に努めていきたい」と話しました。