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温室育ちハウスミカン出荷開始

 JA温室みかん研究会で、6月24日から、令和4年産ハウスミカンの出荷が始まりました。立花町のJA北山かんきつ選果場では、週に2回、「上野」約2tが選果されています。関東関西の直販取引先を中心に販売し、JA農産物直売所「よらん野」「どろや」などでも販売されます。7月下旬に最盛期を迎え、9月上旬まで、55tの出荷を見込みます。
 同研究会では、今年産を5人が作付け。同市黒木町の中山間地を中心に生産されるハウスミカンは、昼夜の寒暖差によってできる濃い黄色の果皮と濃厚な甘さが魅力です。 ハウス内の温度や水分を小まめに調整しながら栽培。かん水量を制限してミカンに水分ストレスを掛ける「水切り」を行うことで、糖度が高く、消費者からニーズの高い2S~Mサイズのミカンづくりに取り組んでいます。
 JA販売担当者は「相続く猛暑で体力的に厳しい日が続いている。生産者には体調に十分気を付けて農作業にあたってもらいたい」と話しました。