TOPICS 新着情報

人気品種「シャインマスカット」初出荷にあわせ目合わせ会開く

 福岡県で生産されるシャインマスカットのうち、シェア8~9割を占めるJAぶどう部会は、人気品種「シャインマスカット」の出荷が6月下旬から始まったことを受けて、7月1日に出荷目合わせ会を開きました。
 現在JA黒木集荷場では日量450㎏が持ち込まれ、福岡県内の他に、関東、関西の市場に出荷されています。9月までのシーズンを通し販売高10億円を目指します。
 目合わせ会では部会員や選果員などあわせて約20人が参加。粒の大きさや着色程度などが書かれた規格表とサンプルを見比べ収穫のタイミングなどについて申し合わせました。
 同部会では令和4年産シャインマスカットを198人が39haに作付け。生育期に降水が少なく、昼夜の気温差が大きいなど天候に恵まれたことから味の凝縮した高品質な仕上がりとなっています。
 JAでは、集荷場で毎日、荷口ごとに糖度18以上、酸度0.6%以下の基準で糖度検査を行っており、厳選したシャインマスカットのみを出荷します。350gパックを中心に販売しており、あえて小ぶりにすることで房での味のばらつきをなくし、食味を重視した房づくりに取り組んでいます。
 JA担当職員は「シャインマスカットはギフト用としても需要が高い。お盆シーズンに向けて売り上げを伸ばしていきたい」と話しました。