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児童が八女電照菊の菊作りを体験

 福岡県の八女市立忠見小学校4年生児童27人は7月13日、八女電照菊の菊作りを体験しました。地元で栽培が盛んな八女電照菊について学んでもらおうと、JAに依頼して毎年開いています。
 体験では、JA花き課の担当職員が苗の植え方を児童に説明しました。秋ギク「神馬」と「月姫」の2品種の苗を1人3本ずつ植木鉢に植えました。菊の芽を深くまっすぐ土に挿すことや、植える位置、培土や肥料を入れる量、水のやり方などを、JA電照菊部会の青年部員やJA職員から教わりながら、約1時間の苗植えを楽しみました。
 児童らが植えた苗は、夏休みの間、栽培管理や観察しながらキクが育つ過程を学びます。11月頃に開花予定で、生育過程や八女電照菊について学んだことを授業で発表する予定です。
 体験した江口心恋さんは「菊の苗を植えたのは初めてだけど楽しかった。夏休みは枯れないように大切に育てたい」と笑顔で話した。JA担当職員は「菊の成長を日々観察しながら育てていくことで、八女の特産である電照菊に親しんでもらえたらうれしい」と話していました。