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栄養十分スモモ「ソルダム」出荷本格化

 JAすもも部会で、6月13日から始まった令和4年産スモモ「ソルダム」の出荷が本格化
しています。23日、黒木町のJA黒木選果場には、500ケース(1ケース1.6㎏)が持ち込まれ、福岡や関西、関東の市場に出荷されました。ハウス・露地栽培合わせて7月上旬まで約36tの出荷を見込みます。
 同品種は、糖度が12と甘く、緑色の果皮と鮮やかな赤い果肉が特徴です。アントシアニンやカリウムなど栄養を豊富に含んでおり、健康志向の高い消費者を中心に人気を集めています。令和4年産は、生育期の天候に恵まれたことや、生産者の徹底した受粉管理などで順調に生育。昨年よりも多い収量を見込んでいます。
 同部会では、本年産スモモを、49人が約15haに作付けします。今後は希少性の高い品種「貴陽」や晩生種「太陽」と、8月下旬までリレー出荷が続きます。JA担当職員は「ソルダムは甘みと酸味のバランスが良く食味もいい。八女産スモモを食べて暑い夏を乗り切ってほしい」と話していました。