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 田植えシーズンを目前に控え、JA管内では水稲播種作業が進んでいます。JAでは、播種のみを行い、潅水管理は生産者が管理する「播種苗」と、定植前までJAが管理する「稚苗」の2種類を扱っています。委託苗の場合、生産者の作業負担軽減を目的に、JAが播種から田植え直前まで育苗管理を代行して行います。
 JA八女地区センターでは、5月25日から5月28日まで作業を行い、「夢つくし」「ヒノヒカリ」「元気つくし」「吟のさと」など、合計39,700箱を播種しました。
作業ではまず、苗箱に床土を入れ、全自動播種機を使いながら床土、潅水、播種、消毒、覆土の順で職員や作業員が分担し、生産者に引き渡します。「稚苗」の場合、その後並べた育苗箱に寒冷紗をかけて約一か月育苗管理をします。生産者の高齢化に伴い、苗の受注数量は年々増加傾向にあります。