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色鮮やかスモモ「大石早生」初出荷

 JAすもも部会で、令和4年産スモモの出荷が5月23日から始まりました。品種は部会の主力品種でハウス栽培の「大石早生」です。果肉は淡い黄色で果汁が多くジューシーな味わいが特徴的。糖度11~12の爽やかな甘みと程よい酸味が魅力です。初出荷のこの日、黒木町のJA黒木選果場には生産者2人が計26ケース(1ケース1.2㎏)を持ち込み、関西の市場に出荷ました。
 今後は露地物の同品種や「ソルダム」「サンタローザ」「貴陽」「太陽」とリレー出荷が8月中旬まで続き、全体で約180tの出荷量を見込みます。
 令和4年産は、開花期に気温が変動したことで生育が懸念されましたが、受粉管理など生産者の徹底した管理により、高品質な仕上がりを見せています。同部会は、令和4年産を49人が約15haに作付けします。同部会では、老木化が進む園地の改植や、樹体ジョイント仕立て栽培による作業の省力化と早期多収に取り組んでいます。また、安全・安心なスモモを消費者に提供しようと、適熟収穫やGAP(農業生産工程管理)の徹底に努めています。JA担当職員は「果実の食味や色付き具合を見極め、シーズンを通しておいしいスモモを出荷していきたい」と話していました。