八女農高生が高級緑茶「八女伝統本玉露」の手摘みを体験
2022.05.08
お知らせ
福岡県立八女農業高校3年生の生徒たちが5月1日、八女市黒木町で高級緑茶「八女伝統本玉露」の手摘みを体験しました。40歳未満の茶生産者で組織する「福岡県茶業青年の会」が、次世代を担う人材の確保・育成を目的に主催しました。
体験には、同校の生産技術科茶業作物専攻の3年生12人が参加。同町で八女伝統本玉露を栽培している、林田和広さんが体験を受け入れました。林田さんが「きらり31」を栽培する約5aの園地で開かれた体験では、林田さんや八女普及指導センターの職員が、手摘みの方法について説明しました。生徒たちは、新芽を1芯2葉で折り摘みすることや、摘採芽の茎の長さを揃えることなどに気を配りながら慎重に手摘みし、摘み取った芽を籠に入れていきました。
「福岡の八女茶」は、全国茶品評会「玉露の部」で、産地賞を21年連続で受賞するなど、全国有数の高級茶の産地として知られています。品質を保つため、新芽の柔らかい部分のみを手摘みで収穫する「八女伝統本玉露」は、平成27年にGI(地理的表示保護制度)認証を受けた一方、生産者や摘み手の高齢化が進み、生産基盤の維持確保が課題となっています。
林田さんは「生徒たちには手摘みを通して玉露に親しんでもらい、今後も産地の未来を担っていってほしい」と話していました。
体験には、同校の生産技術科茶業作物専攻の3年生12人が参加。同町で八女伝統本玉露を栽培している、林田和広さんが体験を受け入れました。林田さんが「きらり31」を栽培する約5aの園地で開かれた体験では、林田さんや八女普及指導センターの職員が、手摘みの方法について説明しました。生徒たちは、新芽を1芯2葉で折り摘みすることや、摘採芽の茎の長さを揃えることなどに気を配りながら慎重に手摘みし、摘み取った芽を籠に入れていきました。
「福岡の八女茶」は、全国茶品評会「玉露の部」で、産地賞を21年連続で受賞するなど、全国有数の高級茶の産地として知られています。品質を保つため、新芽の柔らかい部分のみを手摘みで収穫する「八女伝統本玉露」は、平成27年にGI(地理的表示保護制度)認証を受けた一方、生産者や摘み手の高齢化が進み、生産基盤の維持確保が課題となっています。
林田さんは「生徒たちには手摘みを通して玉露に親しんでもらい、今後も産地の未来を担っていってほしい」と話していました。