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　ＪＡとまと部会で、令和４年産冬春トマトの出荷が本格化しています。八女市のＪＡ立野広域集出荷場には、日量10～13ｔが生産者によって続々と持ち込まれており、関東や関西、直販先に出荷されています。最盛期となる４月下旬から５月にかけては、日量15ｔ以上を出荷する見込みです。今年産は冬場や春先の天候に恵まれ順調に生育。６月中旬まで、出荷量は1,700ｔを目指します。
　同部会では、今年産を53人が約11haに作付けしています。品種は「桃太郎ホープ」を主に、「桃太郎ピース」「桃太郎はるか」を栽培。いずれも、果重が220ｇ程度と大玉で、濃厚な甘みと適度な酸味のバランスが魅力です。
　同集荷場では、４㎏箱と５００ｇパック、５００ｇ袋で出荷する他、市場や取引先のニーズに合わせた独自の規格での出荷も行っています。また、高品質なトマトの出荷を徹底するため、選果員が傷や裂果などがないか厳正に検査。階級・等級・規格をセンサーで確認しています。
　ＪＡ担当職員は「コロナ禍により販売の見通しが不透明な状況が続く中でも、高品質な八女産トマトを一人でも多くの消費者の食卓に届けていきたい」と話していました。