八女電照菊生産者の中園さんが令和3年度緑白綬有功章を受章
2022.03.24
お知らせ
JA管内の八女市忠見で、八女電照菊を栽培する生産者の中園英治さんが、令和3年度農事功績者表彰(緑白綬有功章)を受章しました。規模拡大と周年栽培により電照菊の大規模雇用型経営を実現したことや、新品種への切り替え、施設の高度化など八女地域や全国の輪ギク産地をけん引し、施設花きの発展に貢献したことなどが表彰されました。
中園さんは現在67歳で、約90aに八女電照菊を施設栽培しています。就農48年目の中園さんは、平成17年から平成22年までJA八女電照菊部会の部会長を務めた他、日本花き生産協会輪ぎく部会の部会長や福岡県花き農協の理事などを歴任しました。地域でもいち早く八女電照菊の周年栽培・雇用型経営を実現し、省力生産や施設利用効率を上げ収益性を高めるなど、地域や県のモデルとなりました。
また、産地の維持や生産者の所得確保のため、県と連携して新品種開発に取り組みました。他産地に先駆け新品種「神馬」に切り替えることに成功。同品種は現在も同部会の主力品種として栽培されています。
さらに輪ギクの輸入が急増する中、全国の輪ギク産地との連携を強化。品種や病害虫、栽培技術について積極的に情報交換し、他産地の品種・技術確立にも貢献しました。
3月22日には、功績者表彰伝達式が福岡市の福岡県庁で開かれ、中園さんや樋口新一JA営農販売常務、八女普及指導センターなど関係者が出席し、表彰状が手渡されました。中園さんは「今後も産地の振興のために、できるだけ長く栽培を続けるともに、後進の育成にも力を注いでいきたい」と抱負を語りました。
中園さんは現在67歳で、約90aに八女電照菊を施設栽培しています。就農48年目の中園さんは、平成17年から平成22年までJA八女電照菊部会の部会長を務めた他、日本花き生産協会輪ぎく部会の部会長や福岡県花き農協の理事などを歴任しました。地域でもいち早く八女電照菊の周年栽培・雇用型経営を実現し、省力生産や施設利用効率を上げ収益性を高めるなど、地域や県のモデルとなりました。
また、産地の維持や生産者の所得確保のため、県と連携して新品種開発に取り組みました。他産地に先駆け新品種「神馬」に切り替えることに成功。同品種は現在も同部会の主力品種として栽培されています。
さらに輪ギクの輸入が急増する中、全国の輪ギク産地との連携を強化。品種や病害虫、栽培技術について積極的に情報交換し、他産地の品種・技術確立にも貢献しました。
3月22日には、功績者表彰伝達式が福岡市の福岡県庁で開かれ、中園さんや樋口新一JA営農販売常務、八女普及指導センターなど関係者が出席し、表彰状が手渡されました。中園さんは「今後も産地の振興のために、できるだけ長く栽培を続けるともに、後進の育成にも力を注いでいきたい」と抱負を語りました。