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おいしいミカンの頂上決戦!かんきつ青年部「M―1グランプリ」開く

 JAかんきつ部会青年部は、12月3日、立花地区センターで果実品評会「第3回M(ミカン)―1グランプリ」を開きました。部員が栽培したミカンを持ち寄りその品質を競い合いました。かんきつ最需要期の12月に、高糖度で食味の良いミカンを生産しようと取り組んでいます。部員全体の栽培技術や意識の向上につなげる。部員や部会役員ら約20人が参加しました。
 品評会には、部員が栽培した「石地」や「青島」などの品種全27品が出品されました。12月のブランドミカンの商材として品種の検討も兼ねて、和歌山県など他産地のミカンも品評しました。
 部員1人につき10果実を提出し、糖度査定50点、食味査定50点の合計点で順位を競いました。食味査定では、部員の他に、部会役員も審査に加わりました。部員らは、並べられた果実を1つずつ試食しながら、酸切れが良いかなど味について厳正に審査しました。果実を提出した部員には、マルチ被覆の有無や被覆時期、摘果の時期などを記入してもらい、今後の栽培の参考にしました。
 グランプリに輝いた鵜木倫紀さんは「今後も仲間たちと切磋琢磨しながら栽培技術の向上に励んでいきたい」と話していました。審査した松﨑智明部会長は「市場からは味の濃いミカンが好まれつつある。最需要期に高品質なミカン作りを競い合うことで、部員の意識向上に繋げてほしい」と話していました。