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地元の特産を知ろう!矢部清流学園児童がシイタケの収穫を体験

 JA矢部地区青年部は、11月12日、地元矢部村の特産品に親しんでもらおうと、八女市立矢部清流学園の児童とともに原木シイタケの収穫体験を開きました。この取り組みは、地元の産業に対する知識を深め、誇りを持ってもらおうと今年度から新たに始まったもの。同校3~6年生23人が参加しました。
 収穫体験では青年部員であり同村でシイタケ栽培を営む中司勝万さんが講師として招かれ、軸を掴み、内側のひだには触らないことなど収穫時のコツを呼びかけました。実際にシイタケを収穫した児童からは「軸が意外と硬い」「キノコの良い香りがする」といった声が多数上がっていました。
 同校では地元特産品の栽培、収穫、販売といった流れを知ってもらうため一年をかけて授業を行っています。今年の春頃には同校の5,6年生が菌打ちを行い、夏に2回組み替えを行いました。通常、原木シイタケは菌打ちから発芽まで2~3年の時間を要するため、収穫には中司さんが用意した原木が使われました。今回児童が菌打ちを行った原木は、後輩たちに引き継がれ、今後の授業に活用されます。量産が可能となれば地元の祭りや道の駅で販売される予定です。
 同校山口浩史校長は「中司さん達のおかげで、原木シイタケの収穫や試食など、素晴らしい体験ができた。児童は、地元の素晴らしい産業に誇りが持てました。」と話しました。