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立花町のキウイフルーツ農家が「ムラ暮らしインターン」受け入れ

 立花町のキウイフルーツ農家で、JAキウイフルーツ部会に所属している中島健介・加代さん夫妻は、11月10日~16日、「ムラ暮らしインターン」の研修生5人を受け入れました。
 インターンは、一般社団法人「九州のムラ」が、農林水産省の農山漁村振興交付金採択事業として、移住や就農に興味を持つ人を対象に行うもの。関係人口拡大による農村部の活性化を目的としています。日本全国の11の地域で、6泊7日の移住を体験し、実地研修や座学で農業や地域について学びます。中島さん夫妻らが所属する団体「母の膳推進協議会」が受け入れに応じました。
 同町で中島さん夫妻が経営する農家民宿「大道谷の里」を活用し研修が開かれ、宮城県や神奈川県など遠方から、20~50代の5人の女性が研修に参加しました。参加者は、地域農業の現状や農作物の栽培などについて、資料やオンラインを通じて学んだ他、中島さんの園地でキウイフルーツ「ヘイワード」収穫作業を体験しました。      
 参加者の女性の一人は「八女茶が好きで田舎での生活に興味があったので、SNSを通じて知り応募した。自分が現在住んでいる地域ではなじみのないキウイフルーツについて知ることができて良かった」と話していました。
 このインターンを通じて、八女地域に興味を持つ人が増えてほしいと話す健介さんは「都会に住む人たちと交流することで、過疎化が進む地域が元気になってくれればうれしい」と関係人口の増加に期待を込めています。