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冬の風物詩矢部村特産黄ユズ初出荷

 JA矢部ゆず研究会で、11月5日より冬の風物詩黄ユズの出荷が始まりました。初出荷となったこの日(11月5日)、八女市矢部村のJA矢部集荷場には400㎏のユズが持ち込まれ、福岡県内の市場に出荷されていきました。中山間地の同村で、昼夜の寒暖差を生かして作られる黄ユズは、強い風味と酸味、濃い色艶が魅力。令和3年産は、降水量が少なく生育に時間がかかったが、収量は多く、品質も良好。料亭や家庭で鍋用に使われる他、小玉のものは、ゆず湯にも入れられます。
 同研究会は、令和3年産を、13人が約140aに作付け。約20年前から研究会を立ち上げユズを栽培しています。近年は、同研究会では品質向上の機運が高まっており、肥培管理や定期的な栽培講習会を開くなど、高品質なユズの栽培に努めています。
 この日持ち込んだ生産者の一人は「いまだ手探りな部分が多いが、研究会の仲間と切磋琢磨しつつ、矢部産のユズの売り上げ増加を図っていきたい」と話しました。