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黒木小学校と黒木西小学校児童がオリジナルソング製作で地元特産ブドウをPR

自ら作詞したブドウの歌のレコーディングに臨む西小学校児童ら
 八女市立黒木小学校と黒木西小学校の4年生児童が、地元特産のブドウの魅力をPRする歌を制作しました。歌は西小学校児童が、JAぶどう部会青年部黒木地区と毎年開いている、ブドウの摘粒や収穫体験、ブドウ農家への取材を基に作られました。
 歌の歌詞は西小学校児童が作詞。作曲は黒木小学校4年生担任の、下川大祐教諭が担当しました。10月28日には、両校児童が一緒に歌を歌い交流した他、レコーディングにも挑戦しました。
 歌の題名は「黒木町の宝物」。「巨峰ピオーネシャインマスカットみんな大好き黒木ぶどう」「口の中ではじける幸せうるおいたっぷりわくわくの甘さ」といった歌詞に伸びやかなメロディーが華を添えています。虫やイノシシといいった鳥獣害などと格闘しながらブドウを育てる生産者たちの日常も歌詞に取り込んでいます。
 両校は「総合的な学習の時間」の中で、自分たちの校区で自慢できるものを互いに紹介し、地域の魅力について学びながら交流しています。令和3年は、オンラインでの交流が主でしたが、西小学校の児童が収穫したブドウを黒木小学校児童に提供するなど、コロナ下でもより交流を深めたいとの想いが、歌を制作するきっかけとなりました。
 録音された児童たちの歌は、今後、校内の行事等で流される予定です。下川教諭は「児童たちの歌声が素晴らしく、いろんな場面で歌を活用し同町特産のブドウをPRしていきたい」と話しています。
 歌を歌った西小学校児童の内藤美空乃さんは「部員の皆さんやブドウ農家の方々から栽培について学んだことを歌詞にした。本番は上手に歌えてよかった」と笑顔で話していました。