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八女市のJA八女地区センターで、10月20日、新たな研修施設が完成しました。JA女性部の活動目的である「農」の活動や仲間づくり、年々増えつつある災害の備えについて念頭に置いた活動拠点を目指し、令和3年7月に起工し完成しました。

　施設は、同地区センターの敷地内に併設され、木造平屋建て金属板葺きで、延床面積は100.78ｍ。料理や会議など多目的に使用できるよう内装にこだわりました。また、中央にパーテーションを設置することで分散して活動できるよう、新型コロナウイルス感染症対策にも配慮しました。

　さらに、施設の軒下にカーポートを合わせて建てることで、屋外でも多目的な活動が行えるよう工夫しました。

　20日には、敷地内で竣工式を開き、野中公彦ＪＡ組合長など関係者約20人が出席しました。施主あいさつで、野中組合長は「女性部や地区活動の活性化のために、さまざまな場面でこの施設を活用してほしい」と話しました。